アイザワ証券でベトナム個別株に投資すると、投資額の「5%程度」が手数料として差し引かれます(同時に、国内証券会社でのベトナム個別株投資はアイザワほぼ一択であることも冒頭で触れておきます)
手数料を計算してみる
アイザワ証券のHPによると、
・株式購入手数料は1.65%(インターネット・モバイル発注)
・為替手数料はVND1,000に対して20銭
(https://www.aizawa.co.jp/products/asia/vietnam/index.html)
購入手数料は計算しやすいけど、為替手数料は実際いくらひかれるのかわかりにくい🤔
そこで取引報告書を元に手数料を逆算してみました
特に留意すべきは為替手数料
「④-A為替手数料」÷「⑧支払金額」=3.25%
なじみのないVNDと銭が混ざると計算しにくいですね。全部”円”に統一すると以下の計算になります。
・アイザワ証券が提示する為替レートがVND0.00606円
・6.06円(1000VND×0.00606)あたり0.2円
→為替手数料は0.2円÷6.06円=3.30%(3.25%と少しズレてますがご勘弁を)
購入手数料と合わせると、支払金額の4.87%が手数料で引かれる計算になります。高い、、、
ちなみに為替手数料はVNDを基準に計算されるので、VND/JPYレートによって変化します。
・円がVNDよりも安くなった(例:VND/JPY=0.010)→2%(0.2円÷10円)
・円がVNDよりも高くなった(例:VND/JPY=0.005)→4%(0.2円÷5円)
コロナ明けのインフレでベトナム含む日本以外の国は利上げを進め、円が大幅安になりました。上記試算によれば、コロナ前と比較してかなり為替手数料が下がっているはず。それでもかなり負担は大きいです。
いずれにしても、手数料合計でだいたい5%程度は差し引かれると思っておいた方がよさそうです。
それでもNISAでベトナム個別株ならアイザワ証券
国内証券会社のベトナム個別株の取引条件は以下の通り。
手数料はかなり痛いですが、国内証券会社を使うならアイザワ証券がそれでも最安クラス。他条件も含めて比較するとアイザワ証券がベストだと考えています。
・手数料ではむさし証券が最安だが、取扱銘柄25は少なすぎる
・取扱銘柄数が100以上の証券会社はアイザワとSBIだけ
・SBIよりアイザワの方が手数料が安く、SBIでは株式配当が自動で売却されるのが致命的
ちなみにベトナムの証券会社を利用すればもっと手数料が安くなります。
ただ、NISAは国内証券会社しか利用できないため、まずはアイザワ証券でNISA成長枠を埋めてからベトナムのSSI証券を利用する予定。
もっと安い国内証券会社が現れたらささっと乗り換えたい笑
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